1 日前BOOKMARK STORAGE/休息の場所昨年末に、伊賀の新堂駅前にBOOKMARK STORAGEがオープンした。建築家の山崎健太郎氏が「本と出会う場」というコンセプトで設計した図書館で、カフェとギャラリーが併設されている。これは、DMG森精機株式会社が取り組む地域貢献の一つで、同社と伊賀市が共同で運営している。...
5月6日現在の制作状況 ④/乾燥の終了と焼成作品が完全に乾燥した。すぐにでも焼成は可能だが、しばらくは造形を加えるつもりだ。 粘土は乾燥すると新しく付けても取れてしまうので、強制的にカービングのみの造形へと移行する。しかし、それは制作を厳しく抑制するというよりは、むしろ気休めをもたらしてくれる。粘土の造形は自由である...
4月28日伊賀のアトリエ③/制作スペース以外の場所(倉庫・キッチン)伊賀にあるアトリエのDIYリフォームは、制作の気分転換を兼ねてじっくりと行っている。工作精度や装飾にこだわり過ぎず、アトリエとしての使い勝手を優先している。私の制作にとって心地良い空間とは、光と影が共存した気兼ねなく作業できる場所であり、洗練されたスペースではない。...
4月17日現在の制作状況 ③/乾燥時の造形作品の乾燥が随分と進んでいる。粘土は乾燥すると収縮する為、作品のサイズは小さくなっていくが、私はこの変化が好きだ。収縮することによって形に"締まり"が出て、表情にもピントが合ってくるように感じる。 乾燥と共に粘土の色も変化していく。私は少し水分の残った粘土の色に魅力を感じる...
4月7日現在の制作状況 ②/乾燥初期での試み作品原型から取った石膏型に陶芸用粘土を張り込んだ後は、石膏型を外して作品を乾燥させていく。私はこの乾燥時期にも積極的に手を加える。そして、その期間を出来るだけ長く取る為に、作品をビニールで覆いながら時間をかけて乾燥させていく。それは、等身程度のサイズの作品であれば二ヶ月以上...
4月1日現在の制作状況 ①/石膏型での展開現在制作をしている作品は、三重に移住してから制作した中では最も大きいサイズとなる。手を伸ばして横たわったポーズの人物像だが、原型で220センチ位の横幅がある。乾燥と焼成で収縮しても2メートル以上にはなりそうだ。 私は作品のほとんどを石膏型を用いた技法で制作しているが、作品が...
3月25日卒業式/制作を続けることについて私が勤める大学の卒業式があった。 今年卒業していく学生と私との年齢差は30歳である。それは私と師匠である山本先生との年齢差と同じである。私は学生の時に先生と圧倒的な差を感じていたが、自分が逆の立場になってみると、そこまでの差を感じない。それは、先生があまりにも偉大過ぎたのと...